第8回 星野立子賞 Tatsuko Hoshino Award
第7回 星野立子賞
星野立子賞受賞
対中いずみ氏
『水瓶』
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この度は第7回星野立子賞をいただき誠にありがとうございます。
温かいお言葉も厳しいお言葉もすべてを胸に刻んで今後の精進の糧とささえていただきたいと思います。講評の最後に星野椿先生が「母も喜んでいるものと思います」とおっしゃって下さったお言葉を本当に嬉しく感じました。
私は星野立子さんという俳人が好きです。星野立子作品を詠みながら感じる新鮮さ、みずみずしさ、時代を経ても共感を得られる感性というものを探究しながら、今日いただいたお言葉を励みに一句一句創作してまいります。
小野あらた氏
『去りぎは』
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私は俳句の賞を受賞する時はこの賞に何のために受賞するのか。そして、賞を受賞した後に何を自分がしたいのか、そのことを考えて応募します。自分では才能のない俳人だと思っていますので、相応の努力が必要だと感じています。だからこそ賞を受賞することを目指し、努力による勝利ということをスローガンにしています。努力によって得た賞であれば、他の周囲の人たちにとっても手本になれるように思います。その姿勢で今後も頑張ります。
冨士原志奈氏
『聖五月の懺悔』
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常日頃、西村和子先生、行方克巳先生から自分らしい句、今しか作れない句を作りなさいと御指導頂いております。今回まとめた50句は、その両先生の御言葉を胸に作ったものでした。50句の中には、その背景を今、思い出しても胸が張り裂けそうな想いがするものもありますが、今はそのような句を含め、この50句を評価して頂き、大変嬉しく思っております。
これからも両先生のお言葉を大事にし、自分らしい句、今しか作れない句を作り続けて参りたく存じます。